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EmDashとCloudflareを活用したWeb制作サービスを開始
GRAMPIXELでは、新たにEmDash(エムダッシュ)とCloudflare(クラウドフレア)を活用したWebサイト制作サービスの提供を開始しました。
これまでWordPressを中心にWebサイトの制作・保守管理を行ってきましたが、近年のWeb技術の進化を踏まえ、サイトの構築方法や運用体制を改めて見直しています。
近年、Webサイトのセキュリティ対策は、企業や事業者にとって重要な課題となっています。特に利用者の多いWordPressは攻撃対象となる機会も多く、継続的なセキュリティ対策が欠かせません。
GRAMPIXELでは、これまで複数のWordPressサイトの保守管理を行い、プラグインの脆弱性対策や不正アクセスへの対応など、セキュリティを重視した運用に取り組んできました。
こうした経験を踏まえ、従来のCMSにとらわれないWebサイト構築の可能性を検討してきました。その結果、EmDashとCloudflareを活用した新たな制作環境に着目し、このたびサービスの提供を開始しました。
今回採用するEmDashは、Cloudflareが開発したオープンソースのCMS(コンテンツ管理システム)です。
従来のWordPressとは異なる設計思想を持ち、セキュリティや拡張機能の管理方法に特徴があります。
GRAMPIXELでは、EmDashとCloudflareを組み合わせることで、保守性・セキュリティ・拡張性のバランスを考慮したWebサイト制作を目指します。
EmDashとは?Cloudflareが開発した新しいCMS
EmDashは、Cloudflareが開発したオープンソースのCMSです。
Web開発フレームワークのAstroを基盤としており、2026年9月28日に正式版となるEmDash 1.0が公開されました。
従来のCMSと同様に管理画面からコンテンツを編集できるほか、APIやCLI(コマンドライン操作)による管理にも対応しています。
特に注目しているのは、プラグインの実行環境を分離できる仕組みです。
EmDashでは、対応するプラグインを独立した実行環境で動かし、アクセスできる機能や情報を制限できます。
これにより、プラグインに必要以上の権限を与えない構成が可能になります。
ただし、すべてのプラグインが自動的に隔離されるわけではありません。適切な設定と対応する実行環境が必要です。詳しい仕組みについては、EmDash公式ドキュメントで確認できます。
GRAMPIXELでは、こうした実務経験から、プラグインの権限管理や実行環境の分離に着目し、EmDashを新たなWebサイト制作の選択肢として採用しました。
WordPressの運用経験から見直したWebサイトの保守管理
WordPressは世界中で利用されているCMSであり、豊富なテーマやプラグインによって、さまざまなWebサイトを構築できます。
GRAMPIXELでも、これまでWordPressを使用したWebサイト制作や、既存サイトの保守・セキュリティ管理に取り組んできました。
その一方で、長期的な運用には継続的なメンテナンスが欠かせません。
WordPress本体やプラグインの更新、互換性の確認、アクセス制御、セキュリティ設定など、サイトの構成に応じて対応すべき項目は異なります。
特に複数のプラグインを使用している場合、更新による不具合や機能の競合にも注意が必要です。
もちろん、これらはWordPressそのものの欠陥を意味するものではありません。
適切に設計・管理されたWordPressは、現在でも有力な選択肢です。
しかし、すべてのWebサイトにWordPressが最適とは限りません。
GRAMPIXELでは、これまでの運用経験を踏まえ、サイトの目的に応じてCMSやインフラを選定することが、長期的な運用品質につながると考えています。
EmDashとCloudflareを組み合わせる理由
Cloudflareは、Webサイトの配信やセキュリティに関するさまざまなサービスを提供するプラットフォームです。
EmDashはCloudflare Workersへのデプロイに対応しており、Cloudflareのインフラを利用したWebサイト構築が可能です。
GRAMPIXELでは、EmDashのCMS機能とCloudflareの配信基盤を組み合わせることで、サイトの構成や管理方法を整理しやすい開発環境を目指しています。
セキュリティを考慮したサイト構築
EmDashの特徴の一つが、プラグインの権限管理と実行環境の分離です。
対応するプラグインでは、利用可能な機能やアクセス先を制限する仕組みが用意されています。
ただし、CMSの設計だけでWebサイトの安全性が保証されるわけではありません。
実際の運用では、管理者アカウントの保護、アクセス権限、設定内容、外部サービスとの連携なども含めた対策が必要です。
GRAMPIXELでは、特定の技術に依存するのではなく、サイト全体の構成を踏まえたセキュリティ設計を重視します。
継続的な保守管理を考慮した開発環境
Webサイトは公開して終わりではありません。
コンテンツの更新、機能の追加、不具合への対応など、公開後も継続的な管理が求められます。
GRAMPIXELでは、EmDashとCloudflareに加え、Gitによるソースコードのバージョン管理を活用する方針です。
Gitを利用することで、プログラムの変更履歴を記録し、修正内容を確認しながら開発を進められます。
ただし、Gitはデータベースやアップロードファイルのバックアップを自動的に保証するものではないため、必要に応じて別途バックアップ体制を構築します。
こうした仕組みを組み合わせ、公開後の変更や保守を考慮した制作環境を整えていきます。
WordPressとEmDashはどちらを選ぶべきか
GRAMPIXELでは、EmDashの採用によってWordPressの利用を全面的に終了するわけではありません。
WordPressには、長年にわたって蓄積された開発実績や、豊富なテーマ・プラグインがあります。
既存のWebサイトで必要な機能が安定して動作している場合、無理にCMSを変更する必要はありません。
一方、新規制作では、必要な機能や更新方法、保守管理の方針によって、EmDashが適した選択肢になる可能性があります。
CMSの移行を検討する際には、既存コンテンツの引き継ぎだけでなく、URL構造、リダイレクト、SEO設定、フォームなどの機能についても確認が必要です。
GRAMPIXELでは、導入する技術を先に決めるのではなく、Webサイトの目的と運用条件に応じて判断していきます。
GRAMPIXELの今後のWebサイト制作について
Webサイトに求められる役割は、企業や事業の規模、サービス内容によって異なります。
デザインや操作性だけでなく、検索エンジンへの対応、セキュリティ、更新のしやすさ、公開後の保守管理も重要な要素です。
GRAMPIXELでは、これまで培ってきたWordPressの制作・運用経験を生かしながら、新しい技術の導入にも取り組んでいきます。
今後の新規Webサイト制作では、EmDash・Cloudflare・Gitを組み合わせた構築方法を新たな選択肢として提案します。
既存のWordPressサイトについても、引き続きサイトの構成や運用状況に応じた保守・セキュリティ管理を行います。
特定のCMSにこだわるのではなく、それぞれのWebサイトに適した技術を選択すること。
これからもGRAMPIXELは、デザインと技術の両面から、長期的な運用を見据えたWebサイト制作に取り組んでまいります。
この記事の監修

GRAMPIXELについて
GRAMPIXELは、ブランディング・Webサイト制作・セキュリティ・保守運用までをワンストップで手がける制作ユニットです。デザインと実装の両面から、課題に合わせて表現を組み立てます。「動きのあるUI」から「安全な運用設計」まで、幅広い領域に対応します。
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